本物のようなAIモデルでスクロールを止める広告を作ろう

広告の作り方:小規模セラーのためのステップガイド

1つの商品から、今日入稿できる広告まで7ステップ。目的、買い手、フック、サイズ、クリエイティブ、バージョン、勝者を決める数字の順に進めます。

Vendy teamCreative strategy

読了目安 10分

完成した商品広告:本物の商品を新しいシーンに置き、短い見出しを添えたもの

広告の作り方で大切なのは、デザインのセンスよりも順番です。失敗する広告の多くは、どこかの手順を飛ばしています。目的が曖昧、クリックする理由がない、掲載面に合わないサイズ、といった具合です。このガイドでは、商品が1つ、スマホが1台、スタジオなしという小規模セラーに向けて、うまくいく順番で7つのステップを紹介します。読み終えるころには、入稿できるバージョンがいくつか手元にあり、どれが勝つかを見分ける簡単な方法もわかります。

広告の作り方 ステップ1:商品と目的を1つに絞る

まずは絞り込みます。カタログ全体ではなく1つの商品。目的も3つではなく1つ。目的は、その後のすべてを決めます。言葉、フォーマット、ボタンまでです。

  • 販売:広告から商品ページへ誘導し、購入してもらいます。
  • 問い合わせや予約:電話、フォーム、来店予約を促します。
  • 認知:ブランドを覚えてもらいます。効果を測りにくいので、後回しで構いません。

すでに一番売れている商品、または魅力がいちばん伝わりやすい商品を選びましょう。レビューの多いベストセラーなら、広告に載せる裏づけになります。新発売なら、ニュースになります。どちらも、説明が必要な商品より売りやすいはずです。

ステップ2:買い手と、クリックする理由を知る

この商品を誰がなぜ買うのかを、それぞれ1文で書き出します。「25〜45歳の女性」ではなく、「10分で夕食を済ませたい忙しい親」くらいの具体さで。次に、その人がクリックする理由を書きます。たいてい次の4つのどれかです。

  • 商品が解決する悩み(「洗顔後に肌がつっぱる」)。
  • 手に入れたい結果(「ビデオ通話で映える、すっきりしたデスク」)。
  • ぴったりの場面(ギフト、季節、旅行)。
  • 気軽に試せる価格やオファー。

ヒントはレビューやお客様からのメッセージにあります。買い手が使う言葉は、自分でひねり出したどんなコピーよりも効きます。

ステップ3:フックとオファーを書く

フックは、広告の最初の一行、または最初の1秒です。役目はただ1つ、スクロールを止めること。オファーは、クリックした人が得られるものです。どちらも短くしましょう。

  • フック:ステップ2の悩み、結果、場面を言葉にします。「新発売のハンドクリーム」より「昼までに手がカサカサ?」のほうが効きます。
  • オファー:その先に何があるかを伝えます。送料無料、セット割、初回割引、あるいはシンプルに「セットを見る」。
  • 行動喚起は1つだけ:「今すぐ購入」「予約する」。両方は置きません。

ステップ4:媒体に合ったフォーマットとサイズを選ぶ

掲載面ごとに形が違います。正方形の画像をフルスクリーンのストーリーズに切り抜くと、商品や価格が切れてしまいます。先に出稿先を決めて、そのサイズでクリエイティブを作りましょう。

  • 9:16(縦のフルスクリーン):TikTok、Reels、Stories、Shorts。
  • 4:5(縦長のフィード):InstagramとFacebookのフィード。
  • 1:1(正方形):ほとんどの媒体のフィードで使える、無難な定番。
  • 16:9(横長):YouTube、およびGoogleの一部の掲載面。

次にフォーマットを選びます。静止画は、作るのもテストするのも最速です。カルーセルは複数の商品や手順を見せられます。短い動画は、商品を使う様子や人が語る様子を見せられ、TikTokらしい自然な見た目になります。1つの媒体で売るなら、そこから始めましょう。TikTok広告ジェネレーターやInstagram広告ジェネレーターなら、最初から正しいサイズで作れます。

ステップ5:クリエイティブを作る

いよいよ実際の画像や動画、つまり広告クリエイティブです。広告の作り方と聞いて、多くの人が思い浮かべるのがこの部分でしょう。方法は2つあります。

手作業で作る

きれいな自然光の下、片づいた面で商品を撮ります。洗面所の棚、手の中、キッチンのテーブルなど、実際のシーンに置きましょう。デザインアプリでフックを短い見出しとして足し、プラットフォームのボタンに隠れないよう、端に余白を残します。これでも成り立ちますが、シーンやサイズを増やすたびに、撮影や編集のやり直しが必要です。

1枚の写真からAIで作る

VendyのようなAI広告メーカーは、商品写真1枚、または商品ページのリンクから始めます。スマホで撮った写真で十分です。商品のまわりに新しいシーン、光、見出しをつくり、商品そのものはそのまま残します。色、形、ラベル、ロゴは同じで、ロゴを描き直したり、ないディテールを足したりはしません。AI商品写真は、9:16から16:9までの8サイズで、1回につき最大4バージョン作れます。動画なら、AI UGC広告で、AIクリエイターがカメラの前であなたの商品を、スマホ撮影風のスタイルでキャプション付きで語ります。長さは3〜15秒です。

1つのキャップ広告を並べた比較:同じ商品写真から作った新しいシーンと見出し
1枚の商品写真から、複数のシーンとサイズに。どのフレームでも商品は同じです。

ステップ6:テスト用に複数のバージョンを作る

どの広告が勝つかは、事前には誰にもわかりません。あなたにも、代理店にも。だから1本に賭けないでください。3〜5バージョンを作り、一度に変えるのは1か所だけにします。そうすれば、何が差を生んだのかがわかります。

  • フックを変える:画像は同じで、悩み、結果、場面の3パターン。
  • シーンを変える:フックは同じで、使っている場面と商品単体。
  • フォーマットを変える:静止画と短い動画。

多くの小規模セラーはここで止まります。バージョンを増やすたびに撮影が必要になるからです。AIが安くしてくれるのが、まさにこのステップです。物販で何を変えるとよいかは、商品広告のガイドも参考にしてください。

ステップ7:入稿して、結果を読む

広告アカウント(Meta広告マネージャ、TikTok広告マネージャ、Google広告)に、バージョンを1つのキャンペーンで入稿します。予算とオーディエンスは同じにして、違いがクリエイティブだけになるようにします。Vendyが作るのはクリエイティブだけです。ターゲティング、予算、配信は広告アカウント側で行います。Metaで配信するなら、AI Facebook広告ジェネレーターで、フィード用とストーリーズ用のサイズをまとめて用意できます。

判断する前に、数日はテストを回しましょう。そのうえで、次の3つの数字をこの順に見ます。

  1. クリック率:フックは人を止め、クリックさせたか。
  2. 成果単価:1件の購入、問い合わせ、予約にいくらかかったか。
  3. ページでのコンバージョン:クリックは多いのに売れないなら、問題は広告ではなく、ページかオファーです。

勝者は走らせ続け、残りは止めます。そして勝ったフックを新しいフォーマットに持ち込み、次のラウンドを始めましょう。この繰り返しこそ、1回きりのまぐれ当たりではなく、成果が続く広告の作り方です。

最後まで見てもらえる広告の作り方:避けたいことと、勝ちやすいこと

安全に思えて、負け続ける案があります。ステップ6でお金を使う前に、候補から外しておく価値があります。

  • カメラに向かってアドバイスを話すだけの人物。ヒントを読み上げる人は講義のように感じられ、スワイプされます。誰かが話すなら、商品を手に持ってもらい、何が起きたかを語らせましょう。
  • 声もストーリーもない、きれいなだけの商品映像。大理石の上のボトルをゆっくり撮ったカットは、見栄えはしても何も語りません。悩み、驚き、結果がなければ、見続ける理由がないのです。
  • 梱包作業。箱にテープを貼り、ラベルを印刷するのは、あなたにとっては大事な瞬間です。でも、商品をまだ知らない買い手にとっては、他人の雑務にすぎません。

代わりに勝ちやすいのは、人が自分で撮る映像に近いものです。

  • 商品を手にした自撮り。スマホで撮り、商品をカメラに近づけて、友だちのように話します。本当のサイズと本物のラベルが、最初の数秒で伝わります。
  • 最後のお披露目。結果、仕上がり、商品そのものを、最後の数秒までとっておきます。気になるから見続け、その見返りが行動喚起の直前に来ます。AI CMジェネレーターなら、この手元とアンボックスのクリップを写真1枚から作れます。

InstagramとTikTokのオーガニック投稿およそ29万件を対象にした社内調査では、商品を手にした自撮りスタイルの動画は、そのチャンネルの通常の再生数を上回った投稿に、通常の投稿のおよそ1.5倍の頻度で含まれていました。これは広告ではなくオーガニックの話で、傾向であって保証ではありません。最初のテストに何を入れるかを決める材料にして、最終判断はステップ7で得た自分の数字に任せましょう。

広告の作り方に関するよくある質問

デザインの経験がなくても広告は作れますか?

上のステップに沿って進め、デザインはツールに任せましょう。難しいのはステップ1〜3の、目的、買い手、フックを考える部分です。それが決まれば、AIツールが商品写真1枚から画像や動画を作ってくれます。

小さな予算で、小規模ビジネスの広告を作るには?

制作ではなく、テストにお金を使います。高価な1本より、手軽な複数バージョンを作り、それぞれ少額の1日予算で配信して、成果の出たバージョンに予算を移します。Vendyのプランは料金ページで確認でき、どのプランにもすべてのツールが含まれます。

TikTokとInstagramでは、広告の作り方はどう違いますか?

TikTokで好まれるのは、人がスマホで撮ったような、自然な見た目の縦型9:16動画です。Instagramも、ReelsとStoriesは同じ9:16で、フィードでは4:5の画像やカルーセルが使えます。縦型動画を一度作り、フィード用に4:5の静止画を足しましょう。

広告を作るには、どのくらい時間がかかりますか?

手作業だと、1商品の撮影と編集に数日かかることもあります。写真1枚からAIで作れば、クリエイティブは数分です。時間がかかるのは、目的を決める、買い手を知る、結果を読むといった、あなたにしかできない部分です。

AIで作った広告を有料の掲載で使えますか?

はい。Vendyで生成したすべての画像と動画について、Meta、TikTok、Googleの有料掲載を含む商用利用の全権利が付きます。

まとめ

  • 売れる広告の作り方:商品1つ、目的1つ、買い手1人、クリックする理由1つ。
  • デザインに手をつける前に、フックを書く。見てもらえるかどうかを決めるのはフックです。
  • 先に媒体を決め、そのサイズでクリエイティブを作る。
  • 3〜5バージョンを作り、一度に変えるのは1か所だけ。
  • アドバイスだけの人物、音のないきれいな映像、梱包動画は避ける。商品を手にした自撮りと、最後のお披露目を試す。
  • 数日後に数字で判断し、勝者を残して、次のラウンドを始める。